お正月の三が日には、おせち料理とお雑煮をたくさんお召し上がりになりましたか?
(我が家では大きな鍋に「お雑煮」をたっぷり作りましたが、ようやくなくなりました。)
お雑煮とは?
お雑煮は、年神様にお供えした餅やダイコン、ニンジン、サトイモなどの野菜や魚介など土地の産物をお下がりとして、新年の最初に焚いた火と汲んだ水で煮込み、元旦に食べたのが始まりと言われています。
その昔は、「煮雑ぜ(にまぜ)」と呼ばれ、様々な具材を合わせて作っていたことから、「お雑煮」と呼ばれるようになったそうです。
また、お雑煮に入れる餅の形や味付け、具材、餅を焼くか煮るかなど、全国各地でさまざまな種類がありますね。
(学生(食物栄養学科)時代に富山や全国のお雑煮の具材調査をしました。)
ところで、富山県のお雑煮は全国的にもかなり珍しいんです!
それというのも、富山県内だけでも地域によって具材にはかなりの違いがあるからです。
富山県のお雑煮の主流は、角餅を使ったしょうゆ味のすまし汁です。
私が住む県東部の新川地域では、出世魚のブリの小さいもので「福来魚(フクラギ)」を具材に入れる家庭も多く、フクラギは縁起が良い魚、福の来る魚として祝宴の料理に好んで使われています。
我が家では、フクラギやカワハギなどの魚を焼いて身をほぐし、そして焼いた甘海老を入れた魚介の出汁にしょうゆで味付けしたすまし汁に、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、コンニャク、タケノコ、焼き豆腐、蒲鉾、鶏肉を煮込みます。そして、焼いてからお湯をくぐらせた角餅にたっぷりの具をお椀に盛り付けます。餅が隠れてしまうほどの具沢山です。
一方、富山県西部地域では魚介や肉などを入れずにシンプルなお雑煮だったり、山間部地域では昆布だしに、餅とネギを添えたお吸い物仕立てだったり、富山県中心部は甘海老とすりみ、かしわ、蒲鉾を入れ三つ葉で彩りよくキレイに仕上げた雑煮で、県内でもこれほどバリエーションが多いのは全国的にみてもとても珍しいと言われています。
▽31日に買い出しに行き、滑川産の甘海老がとても高くてびっくりしました。
▽魚津産のカワハギ
(以前、我が家ではフクラギも使っていたらしいのですが、フグラギが高くてカワハギだけを使うようになったそうです。)
▽毎年、大晦日に大きな鍋いっぱいに作ります。だし汁を煮立てて塩・醤油で調味します。
▽魚のすり身が少し苦手なのですが、家族が好きなので入れています。
かなり野菜もくたくたになるまで煮込むので、完成したお雑煮の写真が上手に撮影できませんでした。
過去のブログで富山のお雑煮をご紹介しています。▷http://veggydesign.jp/blog/post4440.html
今後も、富山ならではの「食」や冬野菜の話などをご紹介いたしますので、ぜひこれからもブログをご覧ください。
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